はじめての英検スピーチ

はじめての英検1級2次(2014年第1回)感想。。会場は神田外語学院。

■英検1級2次感想
面接官は日本人のおっさんと外人のおっさん。あとバイトの女の子も同席だった(準1の場合はバイトの子は外だった)。
まず面接官がノーマルスピードで話しかけてきた。準1はかなり手加減ゆっくりな感じがあったが、さすが1級。リスニングの弱い私には試練です。
まず最初の自由会話で失敗した。席に座った時に荷物がどうたらこうたら言われたので、右から左に移動したんだが、あとで気づいたが「机の上においていいですよ」って言ってたんだわ。採点対象の時間じゃない(?)ので、これで減点はないと思うが、印象悪くなったなーたぶん。

自由会話の質問は2問
・簡単にあなたのことを教えてもらえますか?
→株式トレーダーです。個人事業主で家で働いてます。
・余暇は何をするのが好きですか?
→お酒を飲むのが好きです
淡泊だったが、まぁここは無難にあっさり終わった感じ。

今回ラッキーだったのが、山が当たった。山をはってたやつ(に近い問題)が出て、迷わずそれを選択。消費税と原油依存のトピックを前日練習したんだが、「再生可能エネルギー(単に代替エネルギーだったも)で世界の需要を満たせるか?」というトピックがあった。1分の準備は短いと思っていたが、迷わず選べるトピックがあれば、30秒程度でもそれなりに考える余裕はあった。

で、スピーチ開始。いきなりイントロで失敗。fossil fuel is.... でつまる。"化石燃料は限られており石油はあと40年で枯渇すると言われている"、みたいな話をしようと思ったらlimited(限られてる)が出てこずフリーズ・・・数秒経過。sorry言って、しきりなおし。イントロのウンチクはあきらめて、「I think トピックタイトル」だけ言ってボディへ移行。

ボディは、こんな感じの話をした。
・今、代替可能エネルギーの開発がどんどんすすんでいる。政府は補助金を出し開発を加速させている。短期的には確かに割合は少ないが、長期的には割合は増えるだろう。
・そもそも、化石燃料は限られている。石油はあと40年。だから必要なんです(イントロで言えなかったことを使いまわし)。

Q&Aはこんなんだったと思う(ちょっと忘れた)。
・スピーチの中で再生可能エネルギーの話をしましたが、どんなのがありますか?
→例えば太陽光。太陽光はかなり広がっている。でも太陽光はけっこう不安定。だって雨が降ったら使えないから。だからの他のやつ、地熱とか潮力とかの開発も大事。(何かまとまりがなかったなー)
・(何か忘れた)
原発に賛成か?どう思うか?
→賛成。原発の安全性を気にする人がいるが、行きすぎだと思う。今、日本は8割を原油依存してるが、これは地震原発停止の影響が大きい。原発を再稼働すればそれはかなり解決できる。
原発を正当化できるか?(廃棄物の話だったか?)
→できる。たしかに廃棄物の懸念はあるが、技術革新で解決できる。あとCO2を出さないのも原発のメリット。地球温暖化阻止に原発はグッド。
・中国とかのCO2排出をどう思うか?
よく聞き取れなくて、聴き直しのライフラインを1回使用。もしかしたら、CO2の話じゃなくて、旺盛な途上国の需要を本当にまかなえるかって話だったかも。
→中国とかアメリカはCO2出しすぎ。日本はもっとイニシアティブをとって、排出阻止をうったえるべき・・・チーン(時間切れ合図?)・・・技術移転・・・。で終了。

その他
・受け付けは30分前ぐらいからで、20分前に行ったらすでに人がけっこういた。早く受けたければもっと早く行けばよかった。でも午前中は10分前ぐらい受付開始だったんだな・・・このへん会場と場合によりけりなのかな。
・解答用紙が2枚あって、2枚に同じことを書かせられた。面接官2人用かな。書く量少ないしいいっちゃいいんだが、微妙に何とかならんのか気分。

 

・今回たまたま山にヒットしたあかげで、もしかしたら合格?みたいな期待もうっすらあるが、チョンボもいくつかしてるし、あかんだろう。そもそもスピーキング基礎能力が足りない。準一の面接もうまくこなせてないし。
けっこう時間はあったのに準備が甘かった。
広くうすく見ただけのトピックは話すときに言葉がでてこない。
何度も何度も何度も何度も繰り返し暗唱(というか覚えてる文を読むんじゃなくてポイント思い出しながらしゃべる練習)せんとあかんだろう。想定Q&A含めて。これを「やりこみスピーチ」とすると、次回はこのやりこみスピーチを20本くらい欲しい(今回はやや微妙なやりこみスピーチ2.5本で挑んだ感じ)。
その他にトピックを見れば、論点(pros & cons)がパパっとうかぶトピック80本。そんくらい用意して次回挑みたい。まぁprocrastinateが趣味の私は、そんな努力目標たてても、せいぜい1/4がいいとこか(やる前から下方修正)
遠い将来的にはそんなやりこみ練習したトピックスじゃなくても、そこそこしゃべれるレベルに到達したい。


■英検準1級2次感想

今日は準1級も受けました(準1級は3回目)。会場は同じ。午前準1級、午後1級。
面接官は国籍不明のおばちゃん。日本人かと思ったら外人ぽいしゃべりだった。

面接カードの4コマは温泉の話
・老夫婦が温泉行きたいと思ってる。旅行代理店に行ったら、パンフレットが多すぎて選びきれない。→その夜、新聞見てたら、ネット予約するのが増えてると知る→パソコンで見てみたらよさげなので予約した→実際行ってみると、超込んでた

QAはたしかこんなの
・4コマ目の人を見てどう思うか?
→もっと静かなところに行きたかった。次回はネットを使わないぞ。(何かちょっと詰まって数秒考え込んだ記憶が)
・年を取った夫婦が子供と同居するのはいいと思うか?
→そう思う。孫の面倒を親が見てくれて、子供も助かる。(children's children's... I mean grandchildrenとか何か自然なんだが、不自然なんだかわからないトークをした記憶が・・・)
・国は観光に力をいれるべき?
聴き直しライフライン一回利用。Would you please repeat the question?がたどたどしかった(←何回も言って練習しよう!)。
→そう思う。経済が発展する。税収も増えていいことだ。(日本には魅力的な観光スポットや世界遺産があるとか、もっと気のきいたこと言えばよかった)
・企業は社員にもっと休みをとらせるべきか?
→そう思う。休みをとることでリフレッシュでき、生産性が上がる。あと、社員の生活の質もあがる(quality of life←この言葉言ってみたかったの)。

前回よりは余裕をもって挑めたけど、点が上がるかは全く自信ない。
余裕があるなら、時制など文法に気をつけたり、もっと難しい単語や表現を入れてみたり、発音や流暢さを気にしてしゃべってみたりすればいいのに、何か相変わらずのたどたどしさ。
ただ、一級対策でいろんなトピックざっとやったおかげで、QAの社会的issue(国は観光に~とか企業は社員を~みたいなの)は、何かそれなりにアイデアは出てくる感じがした(日本語でも何を行っていいかわからず、かたまって空白が空いたりはしない)。

 

やっぱスピーキングはかなりダメ。発信語彙、表現力、流暢さ、論理、すべて足りません。まぁ、とりあえず一山おわった感じ。おつかれさまでした。