オタワ留学

9月にカナダのオタワに2週間プチ留学してきた。これまでフィリピン留学は何度か経験したが、それ以外の経験がなかったので、ネイティブ英語圏に試しに行ってみた感じ。オタワを選んだ理由はたいしてないのだが、しいていえば何か響きがオワタ\(^o^)/に似ててかわいかったので。日系エージェントの紹介で、学校とホームステイ先を決めた。学校はCLLCというところ。

今回実感したのは、「リスニングの出来なさ」さ。授業で先生が説明するのはだいたいわかるのだが、生徒同士、生徒と先生の雑談になるとかなり分からない。上から2つ目ぐらいのクラスに配属されたのだが、RW(リーディングとライティング)は多分2歩ぐらいリードしてたが、LS(リスニングとスピーキング)で3歩ぐらい遅れを取ってる気がした。スピーキングに難があるのは自覚してたが、それ以前にリスニングができないと、話についていけない。街での買い物も高速でけっこう聞き取れなかった。バッグいるか?ここで食うかテイクアウトか?メニュー見るか?みたいな当り前の質問も聞き取れず勘で受け答えしてた。

学校の授業についてはあまりいいとは思わなかった。10人ちょいのグループクラスだったが、基本教科書にそってすすめるだけで、講義(先生が一方的にしゃべる)の時間が長かった。授業中にテキストの問題解いたり自習できるようなことをクラス時間中にやって何か効率悪い感もした。日本の小学校とか中学校みたいな感じがした。あと、授業中寝てるやつとか、携帯でゲームしてるやつとかいて、親の金とか国の金で来てるやつは気楽でいいねー、と思った。それと、生徒の7割以上がサウジアラビア人だった。なじみがなくて名前と顔覚えるの難しい。イスラムの祝日が1日あったが、ほとんどの生徒がお休みしてた。あと、生徒は大学行く前の準備で来てる若者が大多数で、おじさんには少し溶け込むのがつらい雰囲気があった。

学校のカリキュラムや国籍比率は微妙な気がしたが、ただここで長い間すごせば英語力は間違いなく上がりそうに思えた(特に日常会話とリスニング)。生徒同士の雑談、ホームステイ先での雑談、街での買い物、何をするにも英語の英語漬け。これで英語ができなくならないわけはない。

ちなみにオタワはカナダの首都なのだが、けっこう田舎。人は親切で、犯罪もほとんどなく安全。たが、交通は不便。流しのタクシーがほとんどいないし、電車も(都営荒川線の1/4程度しか)ない。移動は住民は車を使う。車を持たない人はバスで移動だが、待ち時間が長くて不便。そして、グーグルマップの便利さを改めて感じた。行き先を入れるとバス路線と時間を表示してくれる。グーグルマップがなかったら一人でどこにも行けなかったと思う。もしオタワに行く人は、何はなくてもSIMフリースマフォを持っていくべきだと思う。