関係代名詞の限定用法と継続用法

一億人の英文法という本を読んでいたんですが、関係代名詞の使い方で へ~ と思うことがあったので、まとめときます。

 

関係代名詞の使い方で、限定用法(カンマなし)と継続用法(カンマあり)というのがありますが、使われる関係代名詞は用法で次のように別れるようです。

限定用法 - 省略 もしくは that
継続用法 - wh語(who,which)

 

■■限定用法ではwhは使わない (一億人の英文法 P427)

限定用法(カンマなし)では、関係代名詞は省略、もしくはthatを使う場合が多いらしいです。
wh語を使うのは非常にまれだとか。使用頻度はこうなってる。

省略  >  that  >>(越えられない壁)>> who,which  (←が優勢)


■■継続用法ではwhを使う (一億人の英文法 P437 Forest 6th P301)
一方、継続用法(カンマあり)の場合、
×whの省略 は不可
×thatは不可
といいうルールです。

なので、限定用法とは逆に「wh語を使う」ということになります。


■■会話中でも判別可能?
カンマのありなしとか、会話じゃ判断つかんでしょ~ とか思ってたんですが、
上のルールであれば、会話文でも程度判別可能ですね。
わざわざwhを使ってたら、非制限用法(カンマあり)の場合多いと。
あとはちょっと間を開けたり、直前のイントネーション(ちょっと上げるのかな)とかで判断っぽい。

 

参考

会話での継続用法
http://qanda.rakuten.ne.jp/qa5560973.html

制限的用法では関係節内の目的格なら省略、主格で物ならthat、人ならwho。
非制限的用法はwhichですが、一拍あけるというよりも別のセンテンスを始める...

関係代名詞 - 会話での場合
http://homepage1.nifty.com/Mercury/ohoyamak/relative.html

会話で非制限用法を使うときは、コンマの位置でほんの少し間をあけるか、関係節でのイントネーションを少し変える...